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メラビアンの法則 &ライブのご案内 [通訳よもやま話]

最近よく耳にする法則:

会話中のメッセージ伝達に占める割合は

言葉が7 %
声のトーンや口調が38 %
ボディーランゲージは55 %


皆さん、見た/聞いたことあります??

・・・これはフェイストゥフェイスコミュニケーション、つまり直接会って相手の顔や動作が見える状態での会話の中で、コミュニケーションの三つの要素、言葉、声(口調)、身振り手振りがそれぞれ話し手のメッセージを伝えるのにどれくらい貢献しているか、という法則。メラビアンの法則というそうです。会話においていかに言葉以外の部分が大切か、を説明する際によく引用として使われます。

が、言葉を扱う職業の身としては、この法則が引用されるのを目にするたびに、確かに非言語コミュニケーションって大切だとは思う反面、言葉が7%ってのはあまりにも言葉の作用を軽視してやしませんか?と心の中で突っ込みを入れておりました。

人間の心理という極めて数値化しづらい作用にここまで細かい数字が割り当てられるのか?という疑念と併せて、常日頃、眉唾だと思っていましたが・・・

実はこの法則、一般的に、ちと誤解されているということに最近気づきました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%83%93%E3%82%A2%E3%83%B3

要はこの法則が成立するのは「感情を表現するとき」「言葉」と「声やボディランゲージ」が矛盾するようなことがあった場合、のみということなのです。

これを一般的にどんな会話にも当てはまる、と明らかに誤解して引用してしまう、「自称」コミュニケーションの達人さんたちがわんさといたわけですなー。

この誤解に気づいたときはいささかなりと、溜飲が下がりましたです。

言葉ってやっぱり大切です。

じゃなきゃこんな苦労して通訳者なんて商売やってるかっつーの(笑)

さてさて、本年最後(だと思われる)ライブのご案内です!

忘年会・大掃除・年賀状作成などで大変に忙しいさなかとは思われますが、たまたま暇な方、ぜひ!


12月20日(木) The Words Don't Matter @ 高円寺 「楽や」

Open19:30 Start 20:30 Charge 1,000 + Food and Drinks!


I&Iとの競演、の魅惑の一夜。
個人的には久々の中央線沿線、久々の高円寺ということで燃えてます。
I&Iのボーカル、池田「かずさま」はワタクシ的には大好きなボーカル・ソングライター。
魅惑のハスキーボイスに直球で心に刺さってくる言葉たち。ご本人には怒られるかもしれませんが、一番最初に見たときは、元ブルーハーツの甲本ヒロトさんに似てるな、と思いました。ストリートスライダーズのボーカルの人ってのもありで(笑)

ワドマタはいつも通りに、まるおsings with a little help from two of my 'fabulous' friends 。二日とも来てくれた方にはいいことあるかもしれません♪

http://www.luck-ya.com/

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